Cisco Packet Tracer をUbuntu18.04にインストール
Cisco機器のエミュレータ?というんでしょうか、いろいろありますよね。今回はCiscoのオフィシャル学習ツールのCisco Packet Tracer をUnbuntu18.04にインストールしてみたいと思います。
「Packet Tracer」と名付けられてますので、WireSharkみたいなパケットのログを記録したりするツールかと思ってしまいますが、Cisco製品の学習ツールですね実際は。
こちらは無料のツールになります。純粋に学習用ということで無料なのかと思います。GNS3とは違い当然Cisoc製品しか確認できませんが、ネットワーク入門者の方には必須のソフトウェアですね。GNS3でつきまとうライセンス問題もありません。VIRLというツールもありますが、こちらは有料ですので、初学者、アマチュアの方はCiscoPacketTracerに行き着くことになりますね。もしくはGNS3。
あとL2スイッチの検証が簡単にできるのもメリットでしょうか。Catalyst2960などの私に最も馴染みの深いスイッチなども検証可能で、ちょっとうれしいですね。
インストール方法
PacketTracerのオフィシャルサイトですね。cisco.comで事前にユーザ登録が必要です(無料ですいまのところ)。
https://www.netacad.com/ja/courses/packet-tracer
右上のログイン画面からcisco.comのIDとパスワードでログインです。ログイン後に「リソース」→「Packet Tracerのダウンロード」に進みます。
お好みのOS版をダウンロードです。モバイルでもできそうですね。ここではLinux版を選択です。
現時点でダウンロードされるのは「PacketTracer-7.2.2-ubuntu-setup.run」でした。
chmodなどで実行権限をつけてコマンドから
$ sudo ./PacketTracer-7.2.2-ubuntu-setup.run
でGUIが立ち上がってクリックしていけばインストールできるかと思います。
コマンドラインからの起動は
$ packettracer
で起動できます。
場合によっては追加ライブラリのインストールが必要です
不思議なことにVPS仮想デスクトップではすんなり起動しましたが、ノートPCにインストールしたPacketTracerはうんともすんとも言いませんでした。色々ためした結果こちら試したところうまく起動しました。エラーがどこかに出ているのかもしれませんが、見つけること出来ませんでした。
https://askubuntu.com/questions/1035523/packet-tracer-7-on-ubuntu-18-04-cannot-launch
$ sudo apt-get install libqt5webkit5 libqt5multimediawidgets5 libqt5svg5 libqt5script5 libqt5scripttools5 libqt5sql5
$ wget http://mirrors.kernel.org/ubuntu/pool/main/i/icu/libicu52_52.1-3ubuntu0.8_amd64.deb
$ sudo dpkg -i libicu52_52.1-3ubuntu0.8_amd64.deb
$ wget http://ftp.debian.org/debian/pool/main/libp/libpng/libpng12-0_1.2.50-2+deb8u3_amd64.deb
$ sudo dpkg -i libpng12-0_1.2.50-2+deb8u3_amd64.deb
回答者の方はいったいどうやって調べているのでしょうか。。
VPS仮想デスクトップ(VNC経由)の場合はキーボードが。。
これでめでたしめでたし、で終わりたいところですが、私の実力では、
・VPSの仮想デスクトップUbuntuでは起動はするが、キーボード入力がおかしい。日本語・英語キーボードの違い以上にキーボードと実際の入力が違う。
という問題が解決できませんでした。まあ別にがっつり使うわけではないので問題はないのですが。ノートPCの方は正しく使えてますし。
まとめ
未だにいまいちよくわからないSTPの検証をやってみたいですね。。