UbuntuデスクトップでPDFファイルを編集するにはFoxit Reader も使えそう。

前回のMaster PDF Editorにつづき、UbuntuでPDFファイル編集ツール調査です。

今回もオープンソースではありませんが、Foxit Reader というツールで検証です。

Foxitインストール Ubuntu16.04

インストールはいつものsudo apt-get ではありません。ダウンロードサイトにいってダウンロードです。

https://www.foxitsoftware.com/pdf-reader/

FoxItダウンロード

Linux(64-bit)を選びます。

FoxItダウンロード2

私の場合ダウンロードされたファイルは FoxitReader.enu.setup.2.4.4.0911.x64.run.tar.gz でしたので、適当に解凍します。GUIなので、無理にコマンド打たなくても右クリックでいけます。

$ tar xvzf FoxitReader.enu.setup.2.4.4.0911.x64.run.tar.gz

解凍後のファイルはFoxitReader.enu.setup.2.4.4.0911(r057d814).x64.runというファイルでしたので、適当に実行します。

$ ./FoxitReader.enu.setup.2.4.4.0911(r057d814).x64.run

するとGUIインストールが始まります。

FoxItインストール1

Nextをクリックしていけばインストール完了するかと思います。

FoxItインストール2

TypeWriter機能を利用してみる。

MasterPDFEditorに続きTypeWriter機能を検証です。適当にPDFファイルを作成してFoxitで開いてみます。今回も使いたいのはTypeWriter機能です。MasterPDFもFoxitでも呼び方は同じです。

まず「Comment」をクリックです。「…」のところにいろいろ隠れていいますので、こちらをクリックして、「Typewriter」を選択します。以下の図の黒丸で囲ってある部分になります。

FoxItTypeWriter機能1

その後Typewriterで追加したい部分をダブルクリックして、入力したい文字列を入力です。「おすすめ」と入力した部分になります。フォントや文字サイズを変更したい場合は入力文字を選択して、下図の黒丸で囲ってある「A」の部分をクリックするとFormatのフォームが出てきて文字の色、フォント種類、サイズ、太字斜字、文字の位置などが指定できます。

FoxItTypeWriter機能2

こちらはMasterPDFEditorと違い文字間隔もちょうどよさげです。

ただですね、、

なんとかならなかった箇所 1

 一番困ったのが、TypeWriterのフォーマットで文字の色をブラックにできないことです。。濃紺は選べるので、濃紺で記入して白黒印刷すればできるといえばできるのですが。。このFoxit の上位モデル有料版ソフトのPhantomPDFを使ってくれよ、ということでしょうか。。

FoxItTypeWriter機能文字フォーマット

ただMasterPDFEditorで黒字TypeWriterオブジェクトでちょっと追加して、そのオブジェクトをFoxit内でコピペして貼り付ければ黒字でかけることいえば書けるようになりましたので、それで一応私は納得しました。。

なんとかならなかった箇所 2

  SSH-VNC接続してUbuntu Desktopにアクセスしたい時もあるのですが、どうしてもVNC経由の場合に、PDFは開けるのですが、TypeWriterで書き込みをしようとするとFoxItが強制終了してしまいます。。MasterPDFEditorはVNC接続でも問題なく動作しています。

こちらはXRDPでリモートデスクトップ接続すれば動作しました。理由はわかりません。。。

今後に期待です。ていうか有料版かえよ、そんな使い方サポート外、ってことですね。。それより素直にWindowsでAdobe製品を使ったほうがよいよね、ってことに普通はなりますかね。。