FreeCADをUbuntuデスクトップで動かす。
2019年現在では無料CADとしては最高峰のFreeCAD(3D)を試してみました。私の7年落ちのPCでもサクサク動作しますので、ビックリしました(軽いデータのみですが)。
Ubuntu16.04のLXDEデスクトップ環境で試しています。
実は初めはVPSのUbuntu仮想デスクトップ上で実験してみましたが、
OpenGL環境ではありません!
エラーが直せませんでしたので、いろいろ仮想環境ですと難しい点があるようです。物理環境でしたら問題なくインストールできました。
日本語のサイトもあるようですが、半端ですので、あきらめて英語のページを参考に進めます。
インストール。オフィシャルレポジトリに入っていますので、はじめはこれで十分でしょう。
$ sudo apt-get install freecad
起動はターミナルから
$ freecad

freecadが起動しました。3DのCADアプリであることとは対照的にこの素朴なアスキーアートがいい味だしてますね

赤い部分で囲まれたコンボボックスの部分が”workbench”と呼ばれる大事な部分です。ここにいろいろ選択肢がありますが、マニュアルによるとまずはPartDesignとSketcherをやってみよう、と書いてありますので、まずはこちらを利用してみます。
https://www.freecadweb.org/wiki/Getting_started#Working_with_the_PartDesign_and_Sketcher_workbenches
File->Newで空のプロジェクトを作っておきます。
PartDesignとSketcher
・スケッチを作る
・閉じた型を作る
・スケッチを閉じる
・Padツールでスケッチに厚みをつける
とありますのでやってみます。
WorkBenchでPartDesignを選びます

スケッチボタンをクリックです。

丸い部分と四角い部分を書いてみます。

下のボタンを押してスケッチを閉じます。

Padが見えますのでPadをクリックです。

厚みを入力します。デフォルトで10mmなのでそのままOKします。

完成です。見る角度を変更できますので(下図の赤枠部分クリック)、変更して3D図面が完成したのがわかります。

今日はここまでです。