Cisco Packet Tracer でOSPF のLSAタイプ(1から5まで) 簡単検証。とくにタイプ4と5で混乱。
今回はCisco Packet Tracer でOSPF簡単検証してみたいと思います。特に「LSAタイプ」というものが1,2,3,4,5、7とありますが、未だによくわかりませんので、実際に手を動かして確認してみました。
「LSAタイプ」については他のサイトググっていただくとたくさん出てくるのでそちらにおまかせするとして、私の場合まず意味がわかったようなわからなかったような気がします(わかってないんなどと思います)。
特にType4とType5違いが謎過ぎてついていけません。。実験したあともなんとなく理解出来たような気がしますが、正直いまもいまいち自信ありませんが、あえて実験を記録してみたいと思います。
OSPF設定
今回の設定は以下の構成です。まずは単純にArea0がバックボーンでArea1とArea2はStandardなエリアです。

設定ファイルはこんな感じですね。単純です。sh run 抜粋です。
#Router0
interface GigabitEthernet0/0/0
ip address 10.0.0.2 255.255.255.0
interface GigabitEthernet0/0/1
ip address 10.0.1.1 255.255.255.0
router ospf 1
network 10.0.0.0 0.0.0.255 area 1
network 10.0.1.0 0.0.0.255 area 1
#Router1
interface GigabitEthernet0/0/0
ip address 10.0.1.2 255.255.255.0
interface GigabitEthernet0/0/1
ip address 10.0.2.1 255.255.255.0
router ospf 1
network 10.0.2.0 0.0.0.255 area 0
network 10.0.1.0 0.0.0.255 area 1
#Router2
interface GigabitEthernet0/0/0
ip address 10.0.2.2 255.255.255.0
interface GigabitEthernet0/0/1
ip address 10.0.3.1 255.255.255.0
router ospf 1
network 10.0.2.0 0.0.0.255 area 0
network 10.0.3.0 0.0.0.255 area 2
#Router3
interface GigabitEthernet0/0/0
ip address 10.0.3.2 255.255.255.0
interface GigabitEthernet0/0/1
ip address 10.0.4.1 255.255.255.0
router ospf 1
network 10.0.3.0 0.0.0.255 area 2
network 10.0.4.0 0.0.0.255 area 2
これで一応Area1とArea2間の疎通が確認できるものと思います。この際に生成されるLSAはType1とType2,Type3と予想されますが、早速確認してみます。確認コマンドは
# sh ip ospf database
使って確認してみます。
・R0のsh ip ospf database

Router Link States (Area x) ・・・LSA TYPE1(赤部分)
Net Link States (Area x)・・・LSA TYPE2(青部分)
Summary Net Link State (Area x)・・・LSA TYPE3(黄緑部分)
とLSAが3種類あることがなんとなくわかるような気がしますがどうでしょうか。エリア0を挟んでいるエリア2のルータからもType3のLSAを受け取っていそうな感じですね。
・R1のsh ip ospf database
R1でsh ip ospf database実行してみますと、こちらはArea0とArea1を持ってますので、それぞれのAreaのLSAが表示されている感じがしますね。

Router0にRedistributeしてみる(Type4とType5のLSAを発生させて見る)
次は私にとって一番謎なType4と5を作成してみます。Router0の10.0.0.0/24をOSPFからEIGRPに変更してOSPFにRedistributeです。

設定はR0のルーティングのところをざっくりと以下のように変更してみます。
#Router0
router eigrp 1
network 10.0.0.0 0.0.0.255
router ospf 1
redistribute eigrp 1 subnets
network 10.0.1.0 0.0.0.255 area
ちょっとつまづいた点はredistiribute のところでsubnetsを入れとかないと「classful が云々」とでてきて先進みませんでした。
この状態でsh ip ospf databaseです。
・R0のsh ip ospf database

従来のType1,2,3に追加されて「Type-5 AS External Link States」Type5のLSAも追加されているのがわかりますね。青で囲ってある部分です。
・R1のsh ip ospf database
R1の左側Area1です。R0と同じ出力ですね。Type1,2,3,5です。

R1の右側Area0ではまた別のLSAがありますね。「Summary ASB Link States」がType4のLSAですね。Type1,2,3,4が出力されてます。

Summary ASB Link States (Area x) ・・・LSA TYPE4
Type-5 AS External Link States (Area x) ・・・LSA TYPE5
ですね。
・R3のsh ip ospf database
一番右端のR3までくるときれいにType1から5まで存在してそうなことがわかりますね。

追加実験
でもRouter1のArea0でType5が検出されていないのがちょっと気持ちわるいですよね。。Router2のArea0側でもType5は出てきません。Type5はそのまま伝搬されることになってますし。Area2とArea1では検出されていますが。。というわけで追加で検証です。
Area0 にボーダールータではないRouter4を追加してみます。

このRouter4でsh ip ospf databaseしてみると、、

こちらは全部Type1から5まで揃ってますね。ボーダルータだと多少コマンドの出力に意味があるんだとは思いますが、そこまで追求する実力はありませんので、このあたりでてうちです。
まとめ
Type4とType5が長年理解できてませんでしたが、この2つは設定に応じて別々に作成されるものでなく、同時に共存するものであることがなんとなく体感出来ましたが、いかがでしょうか。別々にある理由についてはいまいち理解は出来ていませんが。。