Payara5.2でJava EE入門 環境構築編
JavaEEをちょっと試してみましたので、その防備録です。
環境はWindows10,OpenJDK1.8, eclipse(2021-06),Payara5.2です。
大したことない内容なんですが、ちょっとでもバージョンが違ったりすると謎のエラーが出まくりでした。以下の内容は私のPCではOKでしたが、こんだけ繊細だと他のPCで動く気がしないような。。
Glassfishという、Payaraの大本も試してみてますが、Glassfishのほうがいろいろ不都合が出て結局Payara5.2に落ち着きました。
GlassfishではDynamic Web Projectを利用した記事が結構ヒットしますが、私の実力では同じことはできませんでした。
ざっくりとしたファイル構成です。C:\java フォルダ以下に必要なファイルを置いています。
C:\java>dir /B
OpenJDK18
payara-5.2021.4
eclipseは別フォルダです。eclipse.iniを変更してeclipse自体を1.8で動かす、、という記事もありますが、私の環境ではeclipseを1.8で動かすことはできませんでしたね。。なんでデフォルト状態(多分Java11)で動かしています。 eclipseはJavaEE対応バージョンを適当に入れてください(適当ですいません。。)。
OpenJDK1.8 設定
JavaEEは基本1.7とか1.8とかちょっと古めの環境でしか動かないので(2021年現在。)、今回はOpenJDK1.8これを使います。ここからとってきます。正直OracleJavaとの違いもよくわかりませんが、ライセンス的にはこちらがクリアということでこちらを利用します。(Oracleアカウントを作るのが面倒というのも。)
解凍は「7-zip」ですね。ファイル名が長いファイルがありますので。これをC:\java\OpenJDK18以下に展開しときます。
環境変数Pathに「C:\java\OpenJDK18\bin」追加しておきます。
Payara5.2設定
ここからzipファイルをダウンロードです。
https://www.payara.fish/downloads/payara-platform-community-edition/
今回は Payara Server 5.2021.4 (Full) を使ってみます。
こちらのZIPを解凍して C:\java\payara-5.2021.4 に配置しておきます。
簡単に動作確認は以下のコマンドですね。
C:\java\payara-5.2021.4\payara5\bin\asadmin.bat start-domain
エラー無くサーバが起動後、http://localhost:4848/ をブラウザで開いてサーバが動いているか確認できますね。
ブラウザで確認出来たらいったんまた以下のコマンドで停止しておきます。
C:\java\payara-5.2021.4\payara5\bin\asadmin.bat stop-domain
次はEclipseにPayara Toolをインストールしてみます。eclipse->Help->Eclipse Marketplace …に進みます。
Find にpayaraと検索するとPayara Toolsが出てくるかと思います。すでにInstalledになっちゃってますが、未インストールの際はInstallボタンなのでクリックします。
eclipseのServersタブから新サーバを追加です。
でPayaraを選択してNextです。
先ほどダウンロードしたpayara, openjdkのフォルダを設定します。
こんな画面になりますのでそのままFinishです。
そのまま進めばServersタブにPayara 5が追加されるかと思います。
このサーバ右クリックでサーバのStart,Stopができます。これで一旦一休みです。
まとめ
設定がちょっと面倒ですね。つぎはMavenプロジェクトDynamic Web Projectで実際のJavaEEプロジェクトを作成してみます。