MariaDB最低限必要なコマンド(wordpress運用時)
Ubuntu 18.04で実施しています。
wordpressを運用する上で必要最低限のコマンド集です。
・rootログイン
$ sudo mysql -u root
・root以外のユーザでログインする場合は-p オプションで権限のあるDBを指定。ここではuser1がtestdb1に権限を持っているとする。
$ mysql -u user1 -p testdb1
・データベース一覧表示
> show databases;
・データベース選択(たとえばDB名wordpress)
> use wordpress
・データベース内テーブル一覧表示
> show tables;
・テーブルカラム一覧(たとえばwp_usersテーブル
> desc wp_users;
・MariaDBユーザのパスワード変更(rootでログイン)。user1ユーザを仮定。
> set password for user1@localhost = password('パスワード');
あとは当然SELECT文等の構文は他のデータベースと同じですね。
バックアップコマンド
バックアップコマンドはmariadbコンソールには入らずに直接OSから
$ sudo mysqldump -u ユーザ名 -p DB名 >dump.sql
でデータベースダンプファイルができます。この中にテーブル構造から実データ全部入っています。ね。
おすすめしないけど知っておいたほうがよい項目
直接ワードプレスDBにSQL文を発行することはおすすめしませんが、いくつかまあこれはありかな、という事例がありましたので、記載しておきます。
バックアップをお忘れなく。
・wordpressユーザのパスワード変更
WPがデフォルトで自動生成するパスワードは複雑ですので、暗記することは不可能ですよね。これをなくしてしまった、しばらく放置していたらWPログインユーザ名を忘れた、ということもありますよねきっと。
WPユーザの確認(use database名でDB指定後。)
>select user_login from wp_users;
パスワード変更。MD5関数を使う。
>UPDATE wp_users SET user_pass = MD5('パスワード') where user_login='wpユーザ名';
でWPログイン時のパスワードが変更されます。