MariaDB最低限必要なコマンド(wordpress運用時)

2019年5月11日

Ubuntu 18.04で実施しています。

wordpressを運用する上で必要最低限のコマンド集です。

・rootログイン

$ sudo mysql -u root 

・root以外のユーザでログインする場合は-p オプションで権限のあるDBを指定。ここではuser1がtestdb1に権限を持っているとする。

$ mysql -u user1 -p testdb1 


・データベース一覧表示

> show databases;

・データベース選択(たとえばDB名wordpress)

> use wordpress

・データベース内テーブル一覧表示

> show tables;

・テーブルカラム一覧(たとえばwp_usersテーブル

 > desc wp_users; 

・MariaDBユーザのパスワード変更(rootでログイン)。user1ユーザを仮定。

> set password for user1@localhost = password('パスワード');

あとは当然SELECT文等の構文は他のデータベースと同じですね。

バックアップコマンド

バックアップコマンドはmariadbコンソールには入らずに直接OSから

$ sudo mysqldump -u ユーザ名 -p DB名 >dump.sql

でデータベースダンプファイルができます。この中にテーブル構造から実データ全部入っています。ね。

おすすめしないけど知っておいたほうがよい項目

直接ワードプレスDBにSQL文を発行することはおすすめしませんが、いくつかまあこれはありかな、という事例がありましたので、記載しておきます。

バックアップをお忘れなく。

・wordpressユーザのパスワード変更

WPがデフォルトで自動生成するパスワードは複雑ですので、暗記することは不可能ですよね。これをなくしてしまった、しばらく放置していたらWPログインユーザ名を忘れた、ということもありますよねきっと。

WPユーザの確認(use database名でDB指定後。)

>select user_login from wp_users;

パスワード変更。MD5関数を使う。

>UPDATE wp_users SET user_pass = MD5('パスワード') where user_login='wpユーザ名';

でWPログイン時のパスワードが変更されます。

mariadb

Posted by kitakantech